保育から療育へ。泉先生の1年
保育士として見てきた、子どもたちの“しんどさ”
私は短大を卒業してから、ずっと保育園に勤める形で子どもたちと関わってきました。
保育園は、集団の中で子どもたちの育ちを支える場所ですが、
長く勤めていると、その中に、集団のペースに合わせることが難しい子がいることに気づきます。
本人は困らせようとしているわけではありません。静かにしなければいけない場面で声が出てしまったり、座っていなければいけない場面で体が動いてしまう。そうした「分かっているのに、うまくできない」つらさを、自分の言葉で教えてくれた子もいました。
もっと一人ずつに合わせて、その子の困りごとに向き合える場所が必要なのではないか。
保育士として抱いてきたその違和感や思いが、私の原風景です。
一人ひとりに向き合う場所を、自分でつくりたかった
起業したいという思いは、30代、40代の頃からずっとありました。ただ、私がしてきたのは保育だけです。迷っては諦め、迷っては諦め・・・自分にできるとしたら、やはり子どもに関わる仕事だと思っていました。
一時預かり、認可外保育園、病児保育、小規模保育。いろいろな形を調べました。フランチャイズもいくつも比較しました。その中で、園での経験から、児童発達支援や放課後等デイサービスという選択肢を本格的に考えるようになりました。
もちろん、フランチャイズという形態を疑う気持ちや、不安はありました。福祉の制度も、経営も、開業の実務も、最初は分からないことばかりです。ヒトツナに決めた理由は、私が用意した膨大な量の質問に、全て丁寧に向き合ってくれたことです。送迎のこと、職員配置のこと、開業準備のこと。分からないことを分かるまで聞けたことが大きかったです。
本部というと、もっと遠い存在を想像していました。でもヒトツナは、開業前も開業後も、相談しながら進められる距離感がありました。そこは、今振り返っても大きな安心材料でした。
子どもたちの変化が、職員の自信になっていく
総社中央教室は、2025年5月に開所しました。
1周年を迎えたばかりですが、子どもたちの変化を感じる瞬間があります。
「ヒトツナに通って、落ち着いてきました」
「切り替えが上手になりました」
「家での様子が変わってきました」
保護者の方からそうした言葉をいただくと、本当に泣きそうになります。もちろん、その変化はヒトツナだけの力ではありません。子ども自身の成長、ご家庭での関わり、学校や園、地域の支援もあってのことです。それでも、教室での関わりが少しでも支えになっているのなら、こんなに嬉しいことはありません。
職員にもよく伝えています。毎日の個別支援計画や声かけ、療育の積み重ねは、必ず子どもたちに届いている。保護者の方の言葉を、自分たちの自信にしていこう、と。
1周年で感じた、チームとして歩んできた時間
開所から1年を迎えた日、職員たちがサプライズでお祝いの場を用意してくれました。
日々の業務で忙しい中、教室のことを思い、準備してくれていたことが本当にうれしく、宝物です。子どもたちに向き合う中では、ときに厳しく、職員を叱る場面もあります。だからこそ、そうした日々を一緒に積み重ねてきたチームからの気持ちは、深く心に残りました。
総社中央教室は、まだ1年です。できるようになったこともありますが、これから整えていきたいこともたくさんあります。
それでも、子どもたちのために考え続ける職員がいて、保護者の方からの言葉があり、本部のサポートもある。その中で1年を迎えられたことは、私にとって大きな節目でした。

すべては大人になってから、自分らしく生きていけるように
支援というと、ワークや小集団活動、教材を使った療育を思い浮かべる方も多いかもしれません。けれど、私たちは生活面の支援も大切にしています。
教室に来たら、かばんをどう置くか。靴下を脱いだら、どう畳むか。食事のときに、どんな姿勢で座るか。片付けをどう習慣にしていくか。
一つひとつは小さなことです。でも、子どもたちは、いつか社会に出ていきます。そのときに、自分の身の回りを整えたり、人と一緒に過ごしたり、自分らしく働いたりできるように。今の関わりは、その未来につながっていると思っています。
だからこそ、職員間で「誰が、何を、どこまで見るのか」を丁寧に確認しながら進めています。
これから目指すのは、ぶれない支援
これから力を入れていきたいのは、職員一人ひとりのスキルアップです。
子どもの姿を見抜く力。支援の意図を伝える力。そして、教室全体で方針をそろえること。
療育は、関わる人によって方針がぶれると、子どもが迷ってしまいます。この子にはどんな関わりが合っているのか。どんな声かけが必要なのか。職員の誰に聞いても、同じ方向を向いて答えられる教室にしていきたいです。
私自身も、保育士として長く働いてきたからこそ、保育と療育の違いに悩む気持ちが分かります。集団を見る保育と、一人ひとりの困りごとを深く見ていく療育では、求められる視点が違います。
だからこそ、同じように悩む職員と向き合いながら、教室全体で、大きな目線ではヒトツナグループ全体で、学び続けていきたいです。
迷っている方へ。とことん聞いて、一歩ずつ進めばいい
開業を考えている方に伝えたいのは、分からないことをそのままにしなくていい、ということです。
私も、最初から何でも分かっていたわけではありません。開業前も、開業後も、悩むことはたくさんあります。
でも、ヒトツナは相談できる本部です。そして、子どもたちの変化を近くで感じられること、保護者の方の安心につながること、職員と一緒に教室を育てていけることは、本当に大きなやりがいです。
とことん悩み、とことん聞いて、夢を実現していってほしいです。
ヒトツナの開業支援
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一般的な開業支援だけではなく物件の選定、資金調達、収支計算書、プログラム設計など開業だけではなく、療育人材の育成、保護者様の対応など多様なお悩みをサポートします。
